The Passing : Preface


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Preface

はしがき


このウェブサイトについて
このウェブサイトは、美学を中心にした哲学および美術史の研究のためのものです。個人的な備忘録を兼ねつつ、研究文献や学術誌の書誌情報、現代の哲学者や美術史家の横顔、読んだ書物あるいは見た展覧会や公演についての覚え書きなどを公開しています。


書き手について
岡本 源太(おかもと げんた)

美学者。國學院大學文学部哲学科准教授。

感性的にして社会的な紐帯としてのイメージ想像力の理論・実践・所産を、ルネサンス以来のヨーロッパの哲学と芸術に遡って考察しながら、その今日的な展開を、現代思想や現代芸術を手がかりに研究しています。

現在、進行中ないし準備中の研究には以下があります。

『美学ノート』
序 美、何か知れぬもの
一 社会、想像――美的文明での生存
 1 囚われの身の想像力と解放されたアナクロニズム
 2 プロジェクトの社会と複数の世界
二 自然、感覚――感性の脱人間化
 3 二つの自然と一つのイメージ
 4 イメージの力と眼差しなき世界
三 芸術、思考――普遍性の構成
 5 開かれた作品、プロトタイプ、理論的対象
 6 芸術の実験と思考の経験
結 生、ほとんど何でもないもの
付 理論と歴史への方法異説

『人間の発見――ヒューマニズムの系譜学』
序 人間の発見
一 隠れたる人間
 1 狂気、反語――エラスムスからフーコーへ
 2 欺瞞、懐疑――アルベルティからニーチェへ
 3 隠蔽、欲望――ブルーノからスピノザへ
二 定めなき人間
 4 人間の尺度――アルベルティとクザーヌス
 5 人間の自然――ブルーノとモンテーニュ
三 見いだされし人間
 6 意志、摂理――ヴァッラからライプニッツへ
 7 精神、変形――レオナルドからヴァレリーへ
 8 経験、物語――モンテーニュからセールへ
結 世界の発見

そのほか、ジョルダーノ・ブルーノ研究、サルヴァトール・ローザ研究、アビ・ヴァールブルク研究、など。






photo by sugiyama hiroaki
ReaD & Researchmap academia.edu