The Passing : マリ=ジョゼ・モンザン(Marie-José Mondzain, 1944- フランス)


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Thinkers

現代の哲学者および美術史家たちの横顔


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マリ=ジョゼ・モンザン(Marie-José MONDZAIN, 1944- フランス)
イメージが自由や暴力と取りもつ関係について、ビザンティンのイコノクラスムから現代の映画や写真までを視野におさめつつ、キリスト教神学を出発点のひとつにして考察している哲学者。

高等師範学校を出たのち、哲学の博士号を取得。現在はパリの国立科学研究センター(CNRS)の研究員。

La mode, Paris : Bayard, 2009.
『モード』

Qu'est-ce que tu vois ?, Paris : Gallimard Jeunesse, 2008.
『なにを見てるの』

Homo spectator, Paris : Bayard, 2007.
『ホモ・スペクタトル』

L'arche et l'arc-en-ciel. Michel-Ange. La voute de la chapelle Sixtine, Paris : Le Passage, 2006.
『方舟と虹――ミケランジェロ、システィーナ礼拝堂の穹窿』

Le commerce des regards, Paris : Le Seuil, 2003.
『まなざしの取引』

「見るとはなにか」「見ているものを語るとはなにか」「見させるとはなにか」「見なければならないと語るのは誰か」を考察し、古代ギリシア哲学やキリスト教神学から、スペイン・バロック文学、現代の芸術と映画、さらにはカント、アレント、ドゥサンティなどの近現代の哲学、「イメージの戦争」までを辿りながら、イメージと情念、思考の自由と共同性について探求したもの。

L'image peut-elle tuer ?, Paris : Bayard, 2002.
『イメージは死をもたらすのだろうか』

イメージと暴力の関わりについて政治的・神学的観点から考察しながら、暴力のイメージとイメージの暴力に対する告発がイメージへの暴力へと転化し、思考の自由と共同性を危機に陥れてしまうことを指摘したもの。

Ernest Pignon-Ernest, 1971-2000, Paris : Galerie Lelong, 2000.
『エルネスト・ピニョン=エルネスト、1971-2000年』

エルネスト・ピニョン=エルネスト論。

Transparence, opacite ?, Paris : Cercle d'art, 1999.
『透明、不透明?』

中国現代芸術論。

Cueco. dessins, Paris : Cercle d'art, 1997.
『クエコ、デッサン』

アンリ・クエコ論。

Van Gogh, ou la peinture comme tauromachie, Paris : l'Épure, 1997.
『ファン・ゴッホ、あるいは闘牛としての絵画』

フィンセント・ファン・ゴッホ論。

Image, icone, economie. Les Sources byzantines de l'imaginaire contemporain, Paris : Le Seuil, 1996.
『イメージ、イコン、エコノミー――現代のイマジネールのビザンティン的起源』

L'image naturelle, Paris : Le Nouveau Commerce, 1995.
『自然なるイメージ』

イメージと自由との関わりについて考察したもの。



そのほかの邦訳論文

「われわれ人間を誕生させるイメージ」長友文史訳、『SITE ZERO / ZERO SITE』第3号、2010年

「歴史とパッション」堀潤之訳、四十田犬彦、堀潤之編『ゴダール・映像・歴史』(産業図書、2001年)所収

「メランコリー、ノスタルジー、宿命性――記号・象徴・偶像」青山勝訳、『現代思想』2000年7月号